タイトルにあるにもかかわらず、まったく美容室関連の記事のないこのブログ…
今日美容師として、これからの時期に対してのプチ・アドバイスでも書いてみます。
未だかつて感じたことのないほどの、猛暑だった今年の夏。
ようやく涼しくなりそうな気配を漂わせてきました。
私が今、一番お客さまにおすすめすることは
まず ”頭皮の大掃除をしよう!” ということです。
寒い時期と違って、お風呂を簡単に済ませる方も多くみられます。
お湯につかって温まると、頭皮やお顔の毛穴を十分開き
また、毛穴に詰まった脂も温まることによって自然にゆるみ
老廃物と一緒に地肌に浮き上がってきます。
そこで、シャンプーして、その浮いてきた汚れを落とします。
なので、シャンプーするのは、湯船につかった後がベスト!
そして、シャンプーとは、”髪を洗う”のではなく、”頭をらう洗う”ということです。
指の腹の部分を使って、必要以上に力をいれることなく、でもしっかりマッサージをするつもりで
頭皮を洗ってください。
額の生え際や耳の後ろ、といった部分は自分で洗う時に見逃しがちです。
さて、ちょっと話がずれましたが
夏の間はシャワーでさっと済ませる、という方が圧倒的に多いのです。(私もそうです・・)
すると、もうお分かりですね?
毛穴に詰まった脂、老廃物などが十分浮き上がってこないうちに、
表面だけをさっと洗ってしまってシャンプーは終わりです。
そのうえ、ぬるいお湯を使う、または水を使っているとますます毛穴がとじてしまって、
洗ってるのやら、毛穴をつまれせているのやら・・・(笑)
まずは夏のうちにため込んだ汚れをしっかりすっきり落としましょう。
おうちで出来ることは、やはり湯船にしっかりつかること。
それからシャンプーを、丁寧にするだけでも、違ってきます。
もし、もっと手っ取り早く落としたい、もしくは手間をかけたい、という方は
天然のホホバオイルを、地肌全体につけ
軽く伸ばしたら蒸しタオルで頭を包みます。
そして、湯船につかります。
”油で脂を制す!”というわけです。
メイクオフするためにクレンジングオイルを使うのと同じ原理です。
ただし、髪にもホホバオイルがつきますので、
べたつき防止ののためにも、シャンプーは丁寧に。2度洗いしてくださいね。
あと、美容室に行って ”ヘッドスパ” をされることもおすすめします。
この業界で、頭皮ケアが着目されてから、もう何年もたちますが
実際に一般の方が頭皮ケアの必要性を感じるようになったのは
ごく最近のことのように思います。
CMのちから力ってすごいですね。(と同時に、自分の伝える力のなさも感じるわけですが)
ヘッドスパは、今までは”贅沢なもの”とか“自分にご褒美”とかみたいに
とらえられことが多かったのですが、
そうではなく、どなたにとっても必要なものなのです、
ただ、頭皮ケアをしましょう、といっても、トニックをつける、とか頭皮マッサージとか言われても
続かないんですよね。
トリートメントとかと違って、効果もすぐ目に見えてわからないし・・・。
でもヘッドスパは、頭皮や髪に栄養を与えながら
温かいスチームや香りのよいクリームば度を使うことによって
リラクゼーションを感じることができる。
わたしはすばらしい技術だと思います。
まずは、その良さを体験してみてはいかがでしょう?
うちのお店では、初回来店時、3回ご来店いただいたお礼に、そしてお誕生月に、メンバーズカードはいっぱいになったとkぃに・・・など、どんどん体験していただきます。
頭をさわられることがお嫌いな方も、もちろん少数いらっしゃいますが、
たいていのお客様は、ヘッドスパという言葉を知っていても
実際に体験することで、その気持ちよさとか必要性を実感されています。
使う商材のメーカーによって、技術も違ってきますが、うちのお店では
温かいスチームに包まれながら、頭皮用クレンジングを塗布
↓
タオルで包んで少し高めの温度のお湯をかける頭皮温浴
↓
シャンプー
↓
頭皮に合わせた美容液で頭皮のマッサージ
↓
眠りを誘うラベンダーの成分の入ったヘアパックでスチーミング
↓
頭皮、肩のマッサージ
という流れになります。
1回では、気持ち良さはわかっても、効果を実感できることは少ないかも知れませんが
続けることで、頭皮、髪は確実に変わってきます。
頭皮を清潔に保ち、血行を良くすることで、毛根にしっかり栄養を運ぶことができ、
健康で美しい髪が生まれます。
また、頭皮を若く保つことは何よりのアンチエイジングです。
頭皮とお顔は皮1枚ですもの!!
頭皮が老化してたるめば、それはその重力のままお顔のたるみに・・・
上から来るのに、化粧品だけでたるみが取れると思います???
恐ろしいですよね~~~。
できろことから少しずつ頭皮ケアをはじめましょう!
10年後、20年ぎ、それから先もずっと、きれいでいるために・・・。